フリーランスの面談通過率は?SES経営者として面談1,000人以上、採用は20人程度だった(いずれも概数)

採用側が出した人数と、その理由 フリーランス

この記事の要点

  • 面談は1,000人以上、採用は20人程度。いずれも記録を数えた値ではなく概数
  • 少なかった理由は、筆者の基準に届く応募が少なかったこと。基準は準備と受け答えだった
  • Java特化の募集にフロント系・Ruby系の応募が多く、技術スタックの不一致も重なっていた

筆者は面談する側だった。人数は概数で、媒体の評価ではありません

この記事は、フリーランスの面談を受ける側ではなく、行う側から書いたものです。筆者は2018年1月に設立したSES企業の経営者です。SES(システムエンジニアリングサービス)とは、エンジニアを取引先の開発現場に送り、その稼働に対して報酬を得る契約形態を指します。

筆者は、Wantedly経由でフリーランスと正社員の面談を自ら行っていました。自社はJavaに特化したSESです。詳しい会社概要は運営者情報をご覧ください。

前提として、次の3点を明記します。

  • 面談人数と採用人数は、いずれも本人の概数です。記録を数えた値ではありません。
  • これは自社の募集での実感であり、募集媒体の評価ではありません。
  • 出典は「2026年10月28日取得の運営者本人の記録より」です。

創業当初の役員報酬は0円でした。本人の収入は、自分がフリーランスとして稼いだ分でした。案件はいくらでもありましたが、人材が足りなかったと筆者は振り返っています。最初の人材はリファラル(紹介)で数名を集めました。当時の事情はSES営業で案件は取れた、足りなかったのは人だったに詳しく書いています。

面談1,000人以上に対し、採用は20人程度でした

2026年10月28日取得の運営者本人の記録によると、数字は次のとおりです。

項目 本人の記録
面談した人数 1,000人以上(本人の申告)
採用した人数 20人程度(本人の概数)
割り算の結果 約2%、またはそれ以下

面談1,000人以上に対して採用は20人程度です。両方とも概数なので、割り算の結果も目安にとどまります。

ただし、この1,000人以上は記録を数えた値ではなく、筆者の概数です。そのため「通過率は2%」とは断定しません。正確な母数を確認できた時点で、この記事の数字は書き換えます。

分母が感覚値だと分かった場合は、「数百人規模」に書き換えます。数字だけを切り取って引用しないようお願いします。

少なかった理由①:技術力より、面談前の準備と受け答えでした

採用が少なかった理由について、筆者は「自社の基準に届く応募が少なかった」と感じています。ここでいう基準は、技術力の評価ではありません。2026年10月28日取得の運営者本人の記録では、面談で見ていたことは次の3点でした。

面談で見ていたこと 落選につながった状態(裏返し)
調べれば分かることを調べてきているか 調べれば分かることを調べていない
弊社のことを調べているか 応募先の会社を調べていない
質問に対しての回答が適切か 聞かれたことに答えず、別のことを話す

落とした人に多かった状態も、この3点の裏返しでした。

「質が低かった」と一言でまとめることもできます。しかし、それでは何が足りなかったのか読者に伝わりません。そのため、筆者は面談で観察できた行動に分けて書いています。

この3点は、応募者の側で準備できる部分です。一方で、どれも応募者の経歴や実力を否定するものではありません。

少なかった理由②:Java特化の募集に、フロント系・Ruby系の応募が多く集まりました

採用が少なかった理由は、準備と受け答えだけではありませんでした。2026年10月28日取得の運営者本人の記録によると、自社はJavaに特化していました。一方で、実際に応募してきた人材はフロント系・Ruby系が多かったとのことです。自社の技術スタックと、応募者の経験言語がずれていました。

ただし、経験言語が合わないことが、面談の落選理由として決定的だったわけではありません。筆者は、Javaの経験がなくても「やる気がある人」は採用したと記録しています。採用者の配属先は、本人の案件と、取引のある会社の案件でした。

つまり、落選は能力の優劣だけで決まっていたわけではありません。募集側の技術スタックと、応募者の経験が合うかどうかも影響していました。その一方で、言語が合わなくても準備と受け答えが伴えば採用される場合があった、という両面があります。

1社の結果で市場価値は測りにくく、準備と受け答えは変えられます

今回の数字と理由は、次の条件でのものです。

  • 自社1社の募集での結果です。
  • Java特化のSESという募集要件での結果です。
  • Wantedlyを使った募集での結果です。
  • 2026年10月28日時点で筆者が記録した内容です。

媒体、時期、募集要件が変われば、結果も変わる可能性があります。筆者の判断では、1社の不採用から自分の市場価値を判断するのは難しいと考えています。母数や募集要件の影響が大きいからです。

一方で、調べてくることと、聞かれたことに答えることは、応募者の側で変えられます。筆者は、ここが採用の判断で見ていた部分だと記録しています。

今回の記録では確認できていない点もあります。

  • 逆質問で評価が上がった例、下がった例:記録にありません。
  • フリーランスと正社員で基準を変えたか:未確認です。
  • 服装、オンラインか対面か:影響は未確認です。

受ける側から見た面談の様子は、フリーランスエージェント3社の面談で聞かれたこともあわせてご覧ください。

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