この記事の要点
- 自社はJava特化だが、応募はフロント系・Ruby系が多かった。このずれは応募側からは見えない
- Java未経験でも採用した。経験言語の不一致は落選の決定的な理由ではなかった
- 見ていたのは言語ではなく、面談前の準備と面談中の受け答えの3点だった
筆者はJava特化のSES経営者で、面談する側でした
この記事は、応募者ではなく採用側の筆者が書いています。筆者は2018年1月設立のSES企業の経営者で、募集媒体はWantedlyでした。フリーランスと正社員の両方を募集し、面談は筆者自身が行ってきました。
SESとは、エンジニアを取引先の開発現場に送り、その現場で働いてもらう契約形態のことです。筆者の会社の専門は、Javaに特化したSESでした。
面談した人数は1,000人以上、採用した人数は20人程度です。どちらも筆者の概数です。面談人数の根拠は確認できていないため、この数字から通過率を計算することはしません。(出典: 2026年10月取得の運営者本人の記録より)
以下に書くのは、筆者の会社の基準です。ほかの会社や時期にそのまま当てはまるとは考えていません。
募集はJava、応募はフロント系・Ruby系が多かった
自社の募集は、Javaに特化したSESでした。しかし実際に応募してきた人材は、フロント系・Ruby系の経験を持つ人が多い状況でした。(出典: 2026年10月取得の運営者本人の記録より)
募集側と応募者の間で、技術スタックがずれていたということです。筆者の整理では、次のような構造になっていました。
| 項目 | 筆者の会社の実際 |
|---|---|
| 自社の専門 | Javaに特化したSES |
| 実際に応募してきた人材 | フロント系・Ruby系が多かった |
| このずれが見えるか | 募集側からは見えるが、求職者側からは見えない(筆者の記録の整理) |
このずれは、募集側では普通に起きることだと筆者は感じています。求職者は求人票の言語名を見て応募します。募集側がどの案件を取っているか、どの会社と取引しているかは、応募する側からは見えにくいものです。
創業時の状況も、このずれに関係しています。当時は案件がいくらでもあり、足りなかったのは人材でした。筆者には営業の経験があったため、案件は取れました。創業当初の役員報酬は0円で、筆者の収入源は、自分がフリーランスとして稼いだ分でした。最初の人材は、リファラル(紹介)で数名を集めたそうです。
創業時の需給の詳しい話は、別記事にまとめています。SES営業で案件は取れた、足りなかったのは人だった|SES経営者が見た創業時の需給
Java未経験でも「やる気がある人」は採用しました
筆者は、Javaの経験がなくても「やる気がある人」は採用しました。経験言語が合わないことは、自社の面談では落選の決定的な理由ではありませんでした。
採用した人の入れ先は、筆者自身の案件と、取引のある会社の案件です。取引先の社名、業種、規模、案件の内容は書きません。採用した人の属性も書きません。
採用人数は20人程度です(筆者の概数)。面談人数は1,000人以上ですが、根拠は未確認です。そのため、通過率は断定せず、別記事で扱っています。(出典: 2026年10月取得の運営者本人の記録より)フリーランスの面談通過率は?SES経営者として面談1,000人以上、採用は20人程度だった(いずれも概数)
記録に残していないこともあります。
- 採用した人の言語別の内訳(記録がないため書けません)
- 未経験の言語でどれくらいの期間で現場に入れたか(記録がないため書けません)
見ていたのは言語ではなく、面談前の準備と受け答えの3点でした
筆者が「やる気」を判断するときに見ていたのは、次の3点です。いずれも技術力の評価ではありません。
| 見ていたこと | 落選理由は、その裏返し |
|---|---|
| 1. 調べれば分かることを調べてきているか | 調べれば分かることを調べていない |
| 2. 弊社のことを調べているか | 応募先の会社を調べていない |
| 3. 質問に対しての回答が適切か | 聞かれたことに答えず、別のことを話す |
(出典: 2026年10月取得の運営者本人の記録より)
落とした人に多かった共通点を別に聞いたところ、筆者の回答はこの3点と同じでした。つまり、言語の一致よりも、面談前の準備と面談中の受け答えを重く見ていたということです。
採用が20人程度にとどまった理由は、筆者の実感として、自社の基準に届く応募が少なかったことです。これは、Java特化のSESとして自社で募集したときの実感です。媒体の評価ではありません。技術スタックの不一致(フロント系・Ruby系が多かった)も、理由の一つだと考えています。媒体、時期、募集要件が変われば、結果も変わるはずです。
面談の服装は、オンラインでも対面でもカジュアルでした。ただし、服装が合否に影響したかどうかは確認できていません。SESの面談で落ちる理由|面談する側のSES経営者が見ていた3つのこと
フリーランスには「1人で案件に入れるか」を求めていました
フリーランスと正社員では、入口で求める経験の水準を変えていました。(出典: 2026年10月取得の運営者本人の記録より)
フリーランスに求めていたのは、経験、1人で案件に入れるか、開発を一人称でできるか、の3点です。「開発を一人称でできるか」は、指示を受けて書くのではなく、自分で開発を進められるかという意味で筆者が使った言葉です。
正社員は、フリーランスより低い経験水準でよいとしていました。これは能力の上下の話ではありません。フリーランスは即戦力として単独で現場に入る前提で、正社員は育成を前提に採用していた、という違いです。
ここからは筆者の判断です。未経験の言語での採用余地は、育成を前提にできる正社員のほうが大きいと感じています。これは自社の基準で、一般化はしていません。
この記事では、次の点は書けませんでした。記録に残していないためです。
- 給与や単価の違い
- 逆質問で評価が上がった例や下がった例(記録が確認できていません)
面談の準備や受け答えの詳しい中身は、別記事で扱っています。フリーランスエージェント3社の面談で聞かれたことも、あわせて読んでみてください。


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