筆者は契約終了を通告する側として書いています
この記事は、SES企業を経営し、要員を案件に入れて契約を切る判断をする側から書いています。読者である常駐エンジニアから見れば、筆者は通告する側です。
SESとは、エンジニアが客先に常駐して労働力を提供する契約形態のことです。準委任契約は、成果物の完成ではなく業務を遂行することを目的とする契約です。
筆者はJavaに特化したSES企業を経営しています。同時に、フリーランスエンジニアとしても稼働しています。
切る判断には、筆者の主観が入ります。以下の内容は、筆者の会社の運用であり、業界の一般則ではありません。出典は2026年11月3日取得の運営者本人の記録です。取引先や要員個人が特定される情報は書いていません。
案件都合の終了は基本3ヶ月前に伝えています
2026年11月3日取得の運営者本人の記録より、契約終了の通告は基本3ヶ月前です。対象は、フェーズ変更や減員など、発注元の都合で枠が縮む場合です。
この場合、切るきっかけは要員側ではなく案件側にあります。フェーズが変わって人が減るタイミングで、順番が回ってくるという理解です。
ただし、3ヶ月が契約上の通知期間なのか、社内の運用上の慣行なのかは記録に残していません。未確認です。3ヶ月前が業界標準かどうかを示す一次情報もありません。
トラブル系は当月で、準備期間はありません
2026年11月3日取得の運営者本人の記録より、勤怠などのトラブル系の終了通告は当月です。残り時間は、ほぼゼロになります。
トラブルのほとんどは、勤怠系とスキル不足です。ただし「ほとんど」は筆者の体感で、件数を数えた値ではありません。
勤怠系では、遅刻・欠勤・連絡なしのすべてが起きています。処理は1つだけです。クライアントに謝って、他の要員を探します。改善を待つ工程はなく、交代になります。
読者の側から見ると、勤怠は挽回の時間が設計されていない項目です。スキル不足と違い、努力して追いつく期間が与えられません。ただし、これは筆者の会社の処理です。
記録に残していないことがあります。交代の前に本人へ警告したかどうかは未確認です。スキル不足が現場で露見したときの処理が、勤怠と同じかどうかも未確認です。
通告は現場ではなく営業から届きます
2026年11月3日取得の運営者本人の記録より、終了の通告は基本的に営業から伝わります。読者が最初に接触するのは、現場の担当者ではなく営業です。
筆者は営業を兼任しています。筆者は営業にも要員にも、報連相の早さを見ています。SES営業の質について書いた記事もあわせてご覧ください。SES営業は無能が多いが2割は優秀|営業を兼任するSES経営者が挙げた、2割を分ける2つの条件
未確認のことがあります。営業から伝えるとき、理由をどこまで本人に言うかは記録に残していません。切る前に兆候に気づいたとき、本人に伝えるかどうかも未確認です。
残り時間は猶予の差ではなく理由の差です
2026年11月3日取得の運営者本人の記録より、筆者の会社の基本的な通告時期は次のとおりです。
| 終了の理由 | 通告時期(筆者の会社の基本) | 記録上のポイント |
|---|---|---|
| 案件都合(フェーズ変更・減員) | 基本3ヶ月前 | 切るきっかけは案件側にある |
| トラブル系(勤怠など) | 当月 | 改善を待つ工程がなく、交代になる |
記録にあるのは、理由と期間の対応だけです。「案件都合は要員に責任がないので時間が与えられ、トラブルは与えられない」という読み方は、筆者の判断です。
読者が使うなら、次のように考えられます。3ヶ月前の通告なら、筆者の会社の場合は案件側の都合である可能性が高いです。当月の通告なら、別の理由がある可能性があります。ただし、これはすべての会社に当てはまるとは限りません。
減員のときに誰から切るかは、別の基準で決めています。筆者が見ているのは、理解力と自分で動けるかの2軸です。
筆者が実際に見ている行動の例は、次のとおりです。調べれば分かることを確認してくる。指示しても理解できない。指示待ちになる。報連相がない。
「調べれば分かることを調べてきているか」は、面談で見ている基準と同じです。SESの面談で落ちる理由|面談する側のSES経営者が見ていた3つのこと


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