ネット銀行の法人口座を2行持っている記録|手数料は145円で横並びだった

2行を実際に持っている記録 法人口座・カード

この記事の要点

  • 2行目を開いた理由は書きません。ぼかした表現も使いません。2行を持っている事実と使い勝手だけを書きます。
  • PayPay銀行とGMOあおぞらネット銀行の2行を実際に保有(2018年1月設立のSES企業/2行目は2024年開設)。
  • 手数料は2行とも同額。他行宛145円・同行宛0円・月額0円(GMOあおぞらは筆者の口座、PayPay銀行は公式サイトで2026年10月28日に確認した公開情報)。
  • PayPay銀行は2025年5月26日に他行宛を160円→145円へ引き下げ。2024年の開設当時は差があった可能性があるが、当時の料金表は確認していない。
  • 設立6年目の法人が2行目を開いたとき、提出は登記簿だけで1週間以内に可決。事業計画書・契約書・請求書・Webサイトは求められなかった。設立直後の話ではない。
  • freee会計と連携していて不具合はない。
  • 主要なネット銀行は横並びになった。手数料だけを理由に乗り換える意味は、いまはほとんどない。どちらの銀行も推奨はしない。

法人口座をどこで開くか、比較サイトの手数料表を見比べている段階の方に向けた記録です。筆者の運営会社(2018年1月設立のSES企業)は、ネット銀行の法人口座を2行持っています。PayPay銀行とGMOあおぞらネット銀行です。

この記事では、その2行の手数料と、2行目を開いたときの提出書類・審査期間を、取得日と出典をつけて書きます。すべて2026年10月28日時点、出どころは運営者本人です。

この記事で書けないこと(2行目を開いた理由は書きません)

先に限界を書きます。期待値を間違えたまま読み進めてほしくないためです。

2行目(GMOあおぞらネット銀行)を開いた理由は書きません。ぼかした表現も使いません。推測を誘発するからです。この記事では理由に一切触れず、2行を持っているという事実と、その使い勝手だけを書きます。

あわせて、以下も書けません。

  • どちらの銀行をメインにしているか。切り替えの前後関係も書きません
  • メガバンクとの比較。申し込んでいないため、比較する材料がありません
  • PayPay銀行の使い勝手や不満点。本人から聞き取っていません
  • 審査に落ちる条件、落ちたときの対処。否決された経験がないため書けません
  • 融資や事業性資金の取引。確認していません

そして、どちらの銀行も推奨しません。2行目を選んだ理由を書けない以上、「おすすめ」という形にはできないからです。この記事は比較記事ではなく、2行を持っている人間の記録です。

保有しているのはPayPay銀行とGMOあおぞらネット銀行の2行

以降の数値がどこから出ているかを先に示します。

項目 実際
会社の設立 2018年1月(SES企業)
1行目 PayPay銀行
2行目 GMOあおぞらネット銀行(2024年に開設)
2行目の申込時点 設立6年目。事業実績のある状態
否決された銀行 なし

記録の取得日は2026年10月28日、出どころは運営者本人です。3行目以降は持っていないため、他行については何も書けません。

2026年10月時点、他行宛はどちらも145円で同額だった

この記事の核です。2行の手数料を並べます。ただし、2つの数字は性質が違います。片方は筆者の口座の実額、もう片方は公式サイトで確認した公開情報です。混ぜないように表を分けます。

GMOあおぞらネット銀行(筆者の口座・2026年10月時点)

項目 金額
他行宛の振込手数料 145円
同行宛の振込手数料 0円
月額維持費 0円

出典は運営者本人、2026年10月28日時点の記録です。

PayPay銀行ビジネス(公開情報・2026年10月28日確認)

項目 金額
他行宛の振込手数料 145円
同行宛の振込手数料 0円
月額維持費 無料

こちらはPayPay銀行の公式サイト「振込手数料」のページを2026年10月28日に確認した公開情報です。筆者の口座の請求実額ではありません。プランや契約状況によって実際の請求が異なる可能性は否定できません。

PayPay銀行は2025年5月26日に他行宛を160円から145円へ引き下げています(報道ベースの情報)。この引き下げによって、2026年10月時点では、GMOあおぞらネット銀行の他行宛145円と同額になっています。

整理すると、2026年10月28日時点では、他行宛・同行宛・月額維持費の3項目すべてで差がありません。手数料表の上では横並びです。

注意点を1つ。料金は改定されます。現にPayPay銀行は2025年5月に改定しています。ここに書いた数字も、読んでいる時点では変わっている可能性があります。申し込む前に、各行の公式サイトで最新額を確認してください。

2024年の開設当時に差があったかは、料金表を確認していないので断定しない

「開設した2024年当時はどうだったのか」は気になるところだと思います。ただ、ここは正直に書きます。

PayPay銀行の引き下げが2025年5月26日(報道)であることから逆算すると、筆者が2行目を開いた2024年時点では、PayPay銀行はまだ160円だった可能性が高いです。

ただし、当時の料金表を本人が確認した記録はありません。手元に2024年時点のスクリーンショットも書面も残っていません。したがって「当時は15円の差があった」とは書けません。可能性が高い、という以上のことは言えません。

引き下げの事実そのものも報道ベースの情報で、筆者が当時の改定通知を受け取って確認したものではありません。この点も区別しておきます。

設立6年目の法人が2行目を開いたら、提出は登記簿だけで1週間以内に可決した

2行目の開設時に実際に求められたものです。

項目 実際
提出を求められたもの 登記簿のみ
審査期間 1週間以内
事業計画書 求められなかった
取引先との契約書 求められなかった
請求書 求められなかった
Webサイト 求められなかった
結果 可決。否決された銀行はなし

※登記簿とは、会社の商号・所在地・役員などが記載された法務局発行の証明書のことです。正式には登記事項証明書と呼ばれます。

比較サイトで「法人口座の審査は厳しい」「事業計画書や契約書を求められる」といった記述を読んで身構えていた方には、拍子抜けする内容かもしれません。実際、追加資料の提出は発生しませんでした。

ただし、この数字をそのまま一般化しないでください。これは設立直後の申し込みではありません。設立6年目、事業実績のある法人としての2行目の申し込みです。設立間もない法人や、1行目の開設で同じように進むかどうかは、筆者には分かりません。確認していないことを「同じはずだ」とは書けません。

また、審査に落ちた経験がないため、否決された場合に何が原因で、どう対処すればよいのかも書けません。

freee会計との口座連携は不具合なし。ただし自動化の詳細は確認していない

実際に運用していて分かった範囲です。

GMOあおぞらネット銀行はfreee会計と口座連携しています。不具合はありません。連携によって経費の処理が簡単になった、というのが本人の実感です。

※口座連携とは、銀行口座の入出金明細を会計ソフトが自動で取り込む仕組みのことです。

ここから先は書けません。どの作業がどう自動化されたのか、仕訳のどこまでが自動で埋まるのかといった詳細は確認していません。「経費の処理が簡単になった」という以上の粒度では聞き取っていないためです。

使っていて不便だと感じた点は特にない、とのことでした。不満が出ていないというだけで、積極的に評価している発言ではありません。

なお、PayPay銀行側の会計ソフト連携については聞き取っていないため、比較はできません。

手数料だけを理由に乗り換える意味は、いまはほとんどない

この記録から言えることだけを書きます。

第一に、主要なネット銀行の法人口座は、振込手数料と維持費で横並びになっています。筆者が持っている2行に関しては、2026年10月28日時点で他行宛145円・同行宛0円・月額0円で一致していました(GMOあおぞらは筆者の口座の実額、PayPay銀行は同日に公式サイトで確認した公開情報)。

したがって、手数料だけを理由に乗り換える意味は、いまはほとんどありません。他行宛の振込を月に何十件出していても、145円同士では差額が生まれないからです。比較サイトの手数料表を見比べて迷っている段階なら、その比較軸では決着がつかない可能性が高いです。

第二に、設立から年数が経った法人が2行目を開くのは、登記簿だけで1週間と簡単でした。口座を増やすこと自体のハードルは、少なくとも設立6年目の時点では高くありませんでした。

繰り返しますが、どちらの銀行も推奨しません。2行目を開いた理由を書けない以上、「こういう事情ならこちら」という形の推奨が成立しないためです。手数料で差がつかないなら、何を基準に選ぶか。そこは読者ご自身の事情で判断してください。この記事で提供できるのは、横並びになっているという事実と、2行目開設時の実数だけです。

そして最後にもう一度。料金は改定されます。申し込む前に、必ず各行の公式サイトで最新の金額を確認してください。

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