freee会計を5年使っている人間が、やよいの青色申告を初めて触った記録

freeeと弥生の比較記事のアイキャッチ 会計・確定申告

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  1. 5年使ったfreeeと、初めて触った弥生。評価の土台が違うことを先に断ります
    1. 今回試していない項目を先に並べます
    2. 料金については書きません
    3. この記事は、既存記事に書いた宿題です
  2. やよいの青色申告オンラインを開いて最初に感じたのは、画面が迷わないことでした
    1. 入力してみた感覚は「帳簿」に近いものでした
    2. 確認していないので書けないこと
  3. 入力の感覚が根本的に違う|freeeは家計簿アプリ、弥生は帳簿
    1. freeeでは「お金の動き」を入力している感覚です
    2. 弥生では「帳簿を書いている」感覚に戻りました
    3. どちらが速いか、という結論は出していません
    4. freeeの連携は5年間トラブルがありませんでした
  4. freeeのスマホは「記帳」と「確定申告」で評価が分かれます
    1. 記帳がスマホで無理な理由は、情報量です
    2. 確定申告はスマホだけで完結しました。ただし理由は確認できていません
    3. この区別を混ぜると、判断を誤ります
    4. 弥生のスマホについては何も言えません
  5. 5年で毎年3月に1ヶ月かかっている運用の問題は、ソフトを変えても解決しません
    1. 理由は、1年分をまとめてやっているからです
    2. 今回の弥生の試用でも、そこは検証していません
    3. 5年払い続けている、という事実
  6. 今回の結論|PC操作メインの自分には弥生が合っていた。ただし乗り換えは決めていません
    1. 「どちらが優れているか」は書きません
    2. 未確認のまま残った項目を、もう一度並べます
    3. 読む人が自分で確認したほうがいい順番

5年使ったfreeeと、初めて触った弥生。評価の土台が違うことを先に断ります

この記事は、会計ソフトの比較記事としてはかなり偏った条件で書かれています。先に条件を開示します。

筆者はfreee会計を有料プラン(月額払い)で5年目です。確定申告の提出は2回以上しています。この情報は運営者本人への聞き取り(2026年9月22日)に基づきます。

一方、やよいの青色申告 オンラインは今回が初めてです。2026年9月23日に本人が申し込み、ログインして操作しました。以下、弥生についての記述はすべてこの日の操作記録が出典です。

つまり「5年使い込んだソフト」と「2026年9月23日に初めて触った1日分の記録しかないソフト」を並べています。この差は、書き手が意識していないと簡単に評価を歪めます。

項目 freee会計 やよいの青色申告 オンライン
使用期間 5年目(有料プラン・月額払い) 2026年9月23日に申し込み。初見
確定申告の提出 2回以上 していない
口座・カード連携 連携済み。5年間トラブルなし 試していない
仕訳の自動提案 日常的に使用 試していない
スマホアプリ 記帳・確定申告の両方で使用 起動していない

表の右列を見てのとおり、弥生側は空白だらけです。ここを推測で埋めると比較記事の体裁は整いますが、それは書きません。

今回試していない項目を先に並べます

弥生について、以下は確認していません。記事の中でも評価しません。

  • 銀行口座・クレジットカードの連携(対応金融機関、同期の安定性)
  • 仕訳の自動提案の精度
  • スマホアプリの使い勝手
  • 実際の確定申告の提出(試用期間中には試せませんでした)
  • 長期利用時の安定性、サポートの質

会計ソフト選びで重い項目が、まるごと抜けています。特に口座連携と自動提案の精度は、日々の作業時間に直結する部分です。そこを確認していない比較である点は、読む前に知っておいてください。

料金については書きません

この記事には料金の記述が一切出てきません。理由は単純で、確認していないからです。

「初年度無料」といった条件は申込み画面で確認していません。弥生の具体的な料金やプラン名も未確認です。freee側の月額も、本人の記憶に基づくもので、明細等の物証を確認していません。

したがって「どちらが安いか」はこの記事では判断できません。後半で本人の結論として「安さなら弥生」という言葉が出てきますが、これは金額を比較した結果ではなく、本人が持っていた印象です。そのまま数字の話として読まないでください。

この記事は、既存記事に書いた宿題です

以前公開したfreee会計を5年使っても、毎年3月に1ヶ月かかっている理由という記事で、「他社会計ソフトとの比較は使っていないので書けない」と明記しました。

その宿題に、部分的にですが答えるのがこの記事です。部分的、というのは上に書いたとおり試していない範囲が広いためです。

freeeを5年使った利用者が弥生を初めて触って比べた操作感の比較表
freeeは5年間の利用、弥生は初回操作の印象。今回確認していない項目はその旨を明記している。

やよいの青色申告オンラインを開いて最初に感じたのは、画面が迷わないことでした

2026年9月23日、実際に申し込んでログインしました。以下はその日の操作記録です。

最初に感じたのは、画面構成がシンプルで迷わなかったことです。

初めて触るソフトでは、たいてい「次にどこを押すのか」で一度止まります。今回はそれがほとんどありませんでした。項目の並びを見れば、やりたいことがどこにあるか見当がつきました。

ただし、これを「弥生のほうが分かりやすい」と書くのは早いと考えています。初見で迷わなかったのは事実ですが、比較対象のfreeeは5年前の初見時の記憶がもう残っていません。初見同士の比較ができていないためです。

入力してみた感覚は「帳簿」に近いものでした

入力の感覚は、従来の帳簿入力に近いものでした。これが今回いちばん強く感じた点です。詳しくは次の見出しで書きます。

確認していないので書けないこと

ここから先は、正直に空白のまま残します。

気になる人が多い項目 2026年9月23日時点の状況
銀行口座・カード連携の安定性 連携自体を試していない。同期の成否は不明
対応している金融機関 確認していない
仕訳の自動提案の精度 試していない。freeeとの比較材料を持っていない
スマホでの操作感 アプリを起動していない
確定申告の提出まわり 提出していない。画面の使い勝手も不明

会計ソフトの比較記事では、この欄に何かしら書いてあるのが普通です。ですが今回は触っていません。触っていないものの精度を語ることはできません。

特に自動提案の精度は、freee側では5年分の実感があるのに弥生側はゼロです。この非対称のまま比べると、freeeが一方的に有利な記事になります。そうならないよう、この軸は比較そのものを見送ります。

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入力の感覚が根本的に違う|freeeは家計簿アプリ、弥生は帳簿

両方を実際に触って、いちばんはっきり違ったのが入力時の感覚でした。

freeeは家計簿アプリのような感覚で入力できます。弥生は従来の帳簿入力に近い感覚でした。出典は、freeeが本人聞き取り(2026年9月22日)、弥生が申し込み当日の操作記録(2026年9月23日)です。

軸 freee会計(5年目) やよいの青色申告 オンライン(初見)
入力の感覚 家計簿アプリ感覚で入力できる 従来の帳簿入力に近い
画面構成 —(今回改めて評価していない) シンプルで迷わなかった
自動化 強力(5年使った本人の評価) 未確認。強いとも弱いとも言えない

ここで言う「家計簿アプリ感覚」は、褒め言葉としても、けなす言葉としても使っていません。入力するときに頭の中で何を考えているか、の違いです。

freeeでは「お金の動き」を入力している感覚です

freeeの運用は、仕訳の自動提案を使い、あからさまに違うものだけ手で直す形です。この運用で5年回ってきました。

この使い方だと、入力のたびに借方・貸方を組み立てる感覚がありません。提案されたものを見て、合っているか違うかを判断する作業になります。家計簿アプリに近い、というのはそういう意味です。

なお、手修正する頻度や割合は記録していません。「あからさまに違うものだけ」という本人の言葉以上のことは書けません。

弥生では「帳簿を書いている」感覚に戻りました

弥生の入力は、従来の帳簿入力に近いものでした。紙や表計算で帳簿をつけた経験がある人なら、たぶんこちらのほうが素直に入ります。

逆に、簿記の形式に触れたことがない人にとってどうかは、今回の記録では判断できません。筆者はfreeeで5年分の記帳を通しているので、完全な初心者としての反応を再現できないためです。

どちらが速いか、という結論は出していません

入力速度を測っていません。そもそも5年の慣れと、初見で1日触っただけの記録では、速度比較に意味がありません。

言えるのは、入力時に求められる思考の型が違う、ということだけです。自動提案を確認していく型と、帳簿を書いていく型。どちらが手に馴染むかは、人によって分かれるはずです。

freeeの連携は5年間トラブルがありませんでした

公平のために、freee側の良かった点も書いておきます。

銀行口座とクレジットカードを連携していますが、5年間でトラブルはありません。対応していない金融機関に当たったことも、同期に失敗した記憶もない、とのことでした(2026年9月22日の聞き取り)。

ただし連携している金融機関の具体名は確認していません。したがって「どの銀行でも大丈夫」という話にはなりません。あくまで、ある個人が使っている組み合わせでは問題が出なかった、という記録です。

そして弥生側は、繰り返しになりますが連携を試していません。ここは比較になっていません。

freeeのスマホは「記帳」と「確定申告」で評価が分かれます

ここが、今回いちばん書いておきたかった部分です。

既存記事freee会計を5年使っても、毎年3月に1ヶ月かかっている理由では、「スマホアプリはほぼ操作できない。実質PCが必要」と書いて公開しています。

一方で今回の聞き取りでは、「スマホ操作のみで確定申告まで完結できた」という話が出てきました。

一見すると矛盾します。ですが矛盾していません。対象が違います。

何をするとき freeeのスマホでの評価
日々の記帳(仕訳の入力・確認) 画面が細かすぎて実用的でない。実質PCが必要
確定申告の手続き スマホ操作のみで完結できた

出典はいずれも運営者本人の実体験です。記帳についての評価は2026年9月22日の聞き取り、確定申告については同じく本人の申告によるものです。

記帳がスマホで無理な理由は、情報量です

日々の記帳では、取引の一覧を見て、勘定科目を確認して、違うものを直す作業が続きます。1画面に出す必要のある情報が多いのです。

その情報量をスマホの画面に押し込むと、文字も操作対象も細かくなります。本人の言葉では「スマホの画面だと内容が細かすぎる」となります。

結果として、外出先で記帳を片付ける運用は成立していません。記帳をするにはPCの前に座る必要があります。

なお、この点が後述する「溜め込み」の原因かどうかは断定しません。スキマ時間に少しずつ処理できないことが影響している可能性はありますが、本人がそう述べたわけではないためです。

確定申告はスマホだけで完結しました。ただし理由は確認できていません

確定申告の手続きについては、スマホだけで最後まで進めることができた、というのが本人の記録です。

なぜ記帳は無理でも確定申告は通ったのか。その理由は聞き取りでは確認していません。画面あたりの情報量や操作の流れが関係している可能性はありますが、本人がそう述べたわけではないため、ここでは推測を書きません。

また、提出方法(e-Taxか印刷提出か)も確認していません。どの画面をどれだけスマホで操作したかの詳細も記録がありません。「完結できた」という本人の申告以上のことは書けません。

この区別を混ぜると、判断を誤ります

「freeeはスマホで確定申告までできる」という情報だけを見ると、スマホ中心で会計を回せそうに思えます。

ですが、年に一度の確定申告ができることと、日々の記帳がスマホでできることは別です。前者ができても、後者ができなければPCは要ります。

会計ソフトを選ぶときにスマホ対応を条件にしている人は、「記帳がスマホでできるか」と「確定申告がスマホでできるか」を分けて確認したほうがいいと思います。今回の記録は、その2つが同じソフト内で別評価になりうることを示しています。

弥生のスマホについては何も言えません

弥生のスマホアプリは起動していません。スマホでの確定申告も未確認です。

したがってこの見出しの内容は、freee単体の話です。弥生との比較にはなっていません。

5年で毎年3月に1ヶ月かかっている運用の問題は、ソフトを変えても解決しません

会計ソフトの乗り換えを考える動機で多いのが、「今のソフトだと時間がかかるから」というものだと思います。

その点について、自分の実例を出しておきます。

freeeを5年使っていますが、確定申告には毎年3月に1ヶ月かけています(2026年9月22日の聞き取り)。

理由は、1年分をまとめてやっているからです

日々の記帳を溜めています。そして3月に一気に処理しています。1ヶ月かかる理由はそれです。

これはfreeeの処理が遅いという話ではありません。運用の問題です。

1年分の取引を3月にまとめて確認すれば、どのソフトを使っていても相応の時間がかかります。半年前の支出が何だったかを思い出す作業が発生するからです。その時間は、ソフトの性能では短くなりません。

なお、1ヶ月のうち実作業が何時間だったかは記録していません。「3月に1ヶ月かけている」という言い方以上の精度では書けません。

今回の弥生の試用でも、そこは検証していません

弥生に変えたら溜め込みが解消されるのか。これは検証していません。

そもそも溜め込みの原因はソフト側ではなく運用側にあります。ソフトを変えても、月次で回す習慣がなければ同じことになるはずです。

ここは「乗り換えれば時短になる」と期待している人に、いちばん伝えたい部分です。ツールを入れても、月次で回さなければ時間は減りません。

5年払い続けている、という事実

もう一点、freeeについて公平に書いておきます。

有料プランを5年継続しています。これは、乗り換えるほどの不満がないという事実を示しています。

スマホでの記帳ができない点は不満として挙がっていますが、それでも解約には至っていません。今回弥生を試したあとも、乗り換えは決めていません。

やよいの青色申告 オンラインを無料で試す

今回の結論|PC操作メインの自分には弥生が合っていた。ただし乗り換えは決めていません

2026年9月23日時点の試用記録として、本人の結論を書きます。

重視するもの 本人の印象としての向き
昔ながらの帳簿的な分かりやすさ 弥生
安さ(※金額は確認していない。本人の判断軸としての言及) 弥生
手軽さ freee
スマホでの確定申告の完結 freee

本人はPC操作がメインです。そのうえでコストを抑えたいという考えがあり、その条件では弥生が合っていた、というのが今回の結論です。

繰り返しますが、「安さ」の部分は両社の料金を比べた結果ではありません。金額を確認していないためです。この行はあくまで本人が何を重視していたかの記述として読んでください。

「どちらが優れているか」は書きません

どちらも優秀、というのが本人の評価でした。そして乗り換えは決めていません。

この記事で優劣を断定しない理由は、はっきりしています。freeeの評価は5年・確定申告2回以上の実使用に基づき、弥生の評価は2026年9月23日の初見1日の操作記録に基づくからです。この非対称は、記事の最後まで解消されません。

初見で迷わなかったソフトが、1年使っても迷わないとは限りません。逆に、5年使って身についた操作を、他のソフトで最初からやり直すコストもあります。そこは今回の記録では測れていません。

未確認のまま残った項目を、もう一度並べます

  • 弥生の銀行口座・クレジットカード連携
  • 弥生の仕訳の自動提案の精度
  • 弥生のスマホアプリ
  • 弥生での確定申告の提出(試用期間中には試せませんでした)
  • 弥生の長期利用時の安定性、サポートの質
  • 両社の料金とプラン内容

会計ソフトを本気で選ぶなら、この6項目は自分で確認する必要があります。この記事では埋まっていません。

読む人が自分で確認したほうがいい順番

今回の試用を通して、確認する順番については考えが整理できました。

  • まず、自分が使っている銀行・カードが連携に対応しているか
  • 次に、記帳をPCでやるのかスマホでやるのか(ここは分けて確認する)
  • そのうえで、入力の型が帳簿寄りと家計簿寄りのどちらが合うか
  • 料金は、上の3つを確認したあとで比べる

入力の感覚は、実際に触らないと分かりません。ここは比較記事を何本読んでも埋まらない部分です。今回、両方を触ってそれを実感しました。

なお、freeeでの開業届提出についてはfreeeで開業届を出したら、入力は数分でも調べ物で数日かかったに、5年分の確定申告の実態についてはfreee会計を5年使っても、毎年3月に1ヶ月かかっている理由に、それぞれ別の記録として書いています。

弥生については、試用を続けて確認できた項目が増えた時点で追記します。特に確定申告を実際に提出するところまでは、現時点では書けていません。

やよいの青色申告 オンラインを見る

筆者が実際に申し込んだのはこちらです。この記事では料金に触れていません(確認していないため)。条件は公式サイトでご確認ください。

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